BRIEFINGのバックパック
『TRANSITION BAG XP』
人気が高いBRIEFINGのバックパックだ。
その中でこのTRANSITION BAG XPは、一体どういった点が優れているのか。
実際に1年近く使用した感じを、レビューとして紹介したい。
BRIEFINGバックパック TRANSITION BAG XPの良い所
とにかく大容量
このバックパック、とにかく物が入る!TRANSITION BAG XPの容量は39L。
39Lというと、普段使いではちょっと大き過ぎるくらいの容量だ。
僕はこのバックパックを遠出や旅行用と位置付けている。
・2泊以上の荷物が多くなる旅行
・ロードバイクで遠方に出かける
・レジャーアイテムを持って休日をアクティブに過ごしたい時
主にこんな時に使っている。
今年旅行に行った際は、1泊2日だったのだが
着替え、洗面用具、一眼レフカメラを入れてもまだ3割以上余裕があった。
僕は基本的にキャリーバッグなどで両手が塞がったりするのが嫌なので、大容量のバックパックでいつも行動している。
休日のレジャーに持っていく、フリスビーやサッカーボールを入れたりできる。
フロントのポケットもかなり大きく、ペットボトルやスマホ、小物ポーチなどがまとめて入る収納力がある。
そしてサイドにはシューズポケットもあるので、サッカースパイクやトレッキングシューズも入る。
後程紹介しよう。
そんなわけでTRANSITION BAG XPは、まさに休みの日をエンジョイするのにうってつけのバックパックだ。
汚れにくい
BRIEFING製品といえば、軍事用に開発された『バリスティックナイロン』が有名だ。
しかしこのTRANSITION BAG XPはバリスティックナイロンを使用しておらず、その代わりに『X-PAC』素材が採用されている。
バリスティックナイロンを使用すると、どうしてもコスト面で高価になっていく。
『X-PAC』はヨットの帆を製作しているDIMENSION-POLYANT社が開発した素材。
セイルクロス(帆)素材では世界シェアNO.1で信頼性も抜群。
表面はツルっとしていて、汚れが沈着しにくい手触り。
旅行中に砂がついても手で払えばすぐに落ち、残る事は無かった。
泥ハネが付き汚れたりもしたが、軽く水で濡らした布で拭くとすぐに取れた。
アーバンスタイルにマッチするBRIEFINGだが、アウトドアシーンでも問題なく使える部分が非常に心強い。
タウンユースのバックパックは黒を選んでも、実際ファブリックに汚れが付くと落ちない心配がありる。
このTRANSITION BAG XPは屋外や自然、場所を問わずガンガン使える様なバックパックだ。
安心の防水機能
そして『X-PAC』のもう一つの特徴が、バッグ全体に施された防水機能。
『X-PAC』は3層構造になっており、最下層に圧着加工されているポリエステルファブリックは撥水加工が施されている。
表面のナイロン生地だけでも濡れにくいが、生地の奥に撥水加工があると思うと心強い。
今回の旅行で大雨にあたる事はありませんでしたが、滝や川で表面が濡れても内部浸透は一切なかった。
試しに自宅のシャワーで思い切り水にあててみた。
浸透する様子は無く、表面に水滴が浮いている。
一度手で払うと水滴は無くなり、うっすらと水分が残る程度。
5分程度ですぐに乾いてくれた。
止水ジップがしっかりと水を防いでくれるので、ポケット内も浸透はなし。
防水性能がかなり心強い。
これならレジャーの相棒として、存分に活躍してくれる。
BRIEFINGバックパック TRANSITION BAG XPの使用感は?
じゃあ実際の使用感はどうなのか。
先に書いた3つのポイントとしては申し分ない作りが実感できた。
素材が強いので、手入れしやすさが非常に嬉しい部分。大切に使用すれば何年も使えるバックパックだと感じる。
39Lと聞くとタウンユースでは確かに大きいかもしれない。
しかし実際背負ってみると、言うほどそこまで大きい感じは受けない。
全体的なフォルムが四角い感じはあるので少しボリューム感は出るが、街でも勿論使える。
ブラックトーンと『X-PAC』が洗練されたイメージを与えてくれ、ロードバイクやアウトドアファッションと合わせると非常にマッチする。
ひとつだけ 欠点をあげるとすると、ショルダー部が物足りない印象を受ける。
同じくタウンユースで大人気のARC’TERYXと比べると、クッション性は当然劣ってくる。
特別悪いという訳ではないが、あと一歩工夫してくれれば最高!という具合だ。
横から見るとわかりやすいかもしれまないが、厚みは無い。
しかし、その分幅は広くとられている為、そこまで肩が痛くなったりする感じは無い。
とはいえ、充分すぎるスペックを持ったこのTRANSITION BAG XP。
アウトドアでもタウンユースでもその力を充分発揮してくれるバックパックだ!
背負ってみた
以前長野県松本市へ、トレッキングに行った際に背負ってみた姿。
僕は身長171㎝、体重58㎏という体型。
後ろ姿を見ると確かに大きめだが、そこまで巨大!な感じは受けない。
ちょうど体の幅におさまるくらい。
サイドからの見え方。
たっぷり収納できている感じが、わかるかと思う。
反対側のサイドです。クマよけの鈴がついている。
確かに大きいが、色も相まってスッキリした見た目に感じる。
ただタウンユースで使用する場合、電車などの公共交通機関は注意が必要。
恐らく背負って態勢を変えると、人とぶつかる可能性がある
屋外メインであれば、ゆったり使える。という感じだろうか。
その他のウェアにも合わせてみた。
バッグを前に回して収納部にアクセスするという取り回しもできる。
アウトドアでも便利そうだ。
夏場はTシャツなどとも、相性は良さそうだ。
BRIEFINGバックパック TRANSITION BAG XP 各部詳細レビュー
こちらはまず正面からの写真。
黒の中にも、BRIEFINGのロゴデザインが目を引く。
本体上部には持ち手が付属していて、背負わなくても持ちやすい構造になっている。
上部のメイン収納口はドローコードが付いており、口を締める感じのデザイン。
ドローコードを引いてみる。
このくらいまで広がる!かなり広い。
普段使いでは充分すぎるくらいの大容量だ。
中は収納力抜群!2Lペットボトルなら7~8本余裕で入る。
そして今度は正面のサブポケット。
サブといっても、正直通常バッグのメインに匹敵するくらいの容量がある。
フロントについているバックルは、こちらのポケットを管理している。
開いて中に物を入れてみた。500mlのペットボトルが4本並んで、上部はまだかなり余裕がある状態。
これでかなりのスペースがある事がわかると思う。
最後は正面一番外側のサブポケット。こちらも充分すぎる程広い。
旅行中はスマホ、ペットボトル、財布、本などを入れていた。
そして反対側のポケットと繋がっているので、どちらのジップからもアクセスできる。
こちらはサイド。
サイドはベルトで絞ったり広げたりできるので、容量ほど大きく見せないことも可能。
あまり中に物を入れていなかったり、街中などでは絞ってスリムにできる所がいい。
で、そのサイドについている下部ポケット。
例えばトレッキングシューズやら雨で濡れたアウトドアグッズやらを入れたりと、多用途に使える。
僕はまだ使用していないが、メインポケットと完全分離している所がグッドだ。
そしてジップが付いているポケット部は、全て止水仕様になっている所が嬉しい。
水からしっかりと持ち物を守ってくれる。
最後にバックの部分。
背中が直接的にあたる部分はメッシュ加工になっており、それ以外はX-PAC仕様。
BRIEFINGのロゴが、大きく大胆に入っている。
いかがだっただろうか。
TRANSITION BAG XPは収納力や防塵防水が優れていている優秀バックパック。
品質はBRIEFINGなので信頼性がある所も、大きなポイント。
ぜひあなたの休日に、TRANSITION BAG XPを相棒として連れて行ってみてはいかがだろう。
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