ヒノキの香りを取り入れた生活。部屋、お風呂、香水【まるで森の中】

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コロナウイルスの影響で、近頃は家にいる時間が増えた。

リモートワークや休日のPC作業、ステイホーム意識で過ごす家での時間。

 

加えて梅雨の嫌な湿気が大嫌いな僕は、何か家でできる工夫は無いか考えてみた。

 

僕に合っていたのは、香りから変えてみるという方法。

 

そこで選んだ香りは「ヒノキ」だ。

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ヒノキの香りによる効果

ヒノキにはリラックス効果があると言われていて、香りを嗅ぐことで副交感神経が優位になり、穏やかな気分になるようだ。

そして、ヒノキ自体に含まれているヒノキオールという成分は抗菌作用も認められている。

 

ヒノキは元々虫が忌み嫌う香りで、日本書紀には「スギとクスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい」という文章まで残っている。やはり人の住処と、ヒノキの愛称は良いようだ。

 

家にいる時間、梅雨、ストレス。

少しでもそんな感覚を癒してくれないかと考えたのが、ヒノキの香りを使った生活様式だ。

 

確かにひのきの香りは感覚的に強すぎず、かといって印象に残らない香りでもない。

ヒノキの香りを嗅いでみると、どこか森にいる感覚を覚える。

 

そこで僕はこの初夏に、ヒノキに癒しを求めた。

生活にヒノキを加えてみる

アロマオイル

僕がよく作業中や家でのリラックス時間に使用している無印良品のアロマディフューザー。

このエッセンシャルオイルに、ヒノキの香りがある。

該当する商品がありません | 無印良品
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価格は無印良品で販売しているオイルの中で少しだけ高めだが、今回取り入れてみた。

アロマディフューザーを使えば、自分の周りにヒノキの香りを漂わせることができる。

水と製油しか使わない為、かなり簡単だ。

 

 

とても良いと感じるのは、香りが長く持続することだ。

リラックス中は落ち着くし、作業中であれば香りの持ちを気にすることなく集中できる。

 

今回使用したのは無印良品のアロマディフューザーだが、ウッドに直接製油を垂らすこんなアイテムも最近は気になっている。

ディフューザーは使用した後に水分をふき取るなど少々ケアが必要だが、アロマディッシュであればそれは必要ない。

価格もかなり安価で、見た目もオイルやインテリアと相性が良いので、こちらの方法も検討してみたい。

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ヒノキ風呂

そのアロマオイルを使用して、簡易的にヒノキ風呂を作ることだってできる。

製油は水やお湯に溶けない為、水面に浮いた形にはなるが、製油の香りはする。

 

方法は簡単で、お湯にヒノキのエッセンシャルオイルを数滴垂らすだけ。

あまり多すぎると掃除が大変だったり、体に付着する量が多くなるので気を付けよう。

 

ラベンダーなどの花の香り、ベルガモットやオレンジなどの柑橘系の製油は果実の成分が肌に刺激を与える場合がある為、注意が必要だ。

今回使用したヒノキに関して調べてみたが、とくに危険という情報は見つからず、自身も肌に異常はなかった。

 

入浴自体もリラックス効果が高いが、そこにヒノキの香りが加わると、気持ちの落ち着き具合がグッと上がる。

マスクスプレー

これは前回の記事で紹介した物。

マスクをしなければならない今の生活において、少しでもリラックスできる方法を取り入れようと用いた方法だ。

【手作り】マスクスプレーは自分で作ろう【オーガニックに自分の香りを】
自分でマスクスプレーを手作りしてみよう。そう思えたのは、ファブリックミストを手作りしていた経験からだった。簡単に作れて自分好みの香りで気分を変えられる、そんな手作りの良さを紹介。

 

マスクスプレーを自作し、今回はヒノキとユーカリの香りを混ぜてみた。

こちらも使用したのは、無印良品のエッセンシャルオイル。

15mlのボトルで作ったが使用量は2~3滴だった為、オイルのコスト的にもおススメだ。

無印良品では小さなサイズのオイルもあるので、そちらで試しに取り入れてみるのもいいかもしれない。

 

マスクスプレーはいくつかのメーカーからも発売されていて、香りの種類も様々だ。

人気だったり、評価が良い物もあったので使ってみたいと思った。

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しかしこの自作スプレーの良い部分は、コストが安価な面と自身で香りを選び調節できる点だ。

販売されている既製品にはない、「自分で選んだものを使っている」という安心感や満足感がある。

主に電車に乗る前や室内に入る前に、気分を変えたいタイミングで使用した。

物理的にも精神的にも閉塞的になるマスクの生活に、ヒノキや森林由来の香りをプラスすることで、ストレスはだいぶ変わってくる。

 

持ち運べるヒノキの癒し、といったところだ。

フレグランススプレー

こちらはまだ記事にしていないのだが、ヒノキで香水を作ってみた。

香水は高価だし、香りが強い物は周りに嫌がられる。そこで考えたのが、自分で作れないかという事。

ネットで調べてみるとかなり作り方がたくさん出てきて、結構皆やっている事だったようだ。

 

そして必要なモノはホホバオイル(エタノールでも可)と製油のみ。

上記で紹介したマスクスプレー(自作版)と全く同じ。

 

こちらも空のボトルに上記のエタノールと製油を入れるだけ。

今回は使い終わったAesopのボディスプレーが空いていたので、この容器を利用して作る。

今はエタノールが手に入らないが、主な成分がアルコールの酒や、ホホバオイルでも代用できる。

 

この世の中はファブリックミストや香水、フレグランススプレーやマスクスプレーなど、名称が異なる物が販売されているが、大体調べれば大方自分で作れるものばかりだ。

 

僕はAesopが好きで、このヒノキの香りがするヒュイルオードパルファムが気になっていた。

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実際に店頭で香りを試させてもらい、安らぎの中にもほんの少しスパイシーさが残る香りが好きで気に入ったが、価格を見て驚いた。

確かに毎日使っても半年間もって良い香りがする優秀なプロダクトだが、さすがにこの価格は僕には出せない。

 

そこで僕は自分でヒノキの香りがするフレグランススプレーを作り、持ち歩いている。

こちらも使い方はマスクスプレーと同様で、リフレッシュしたい際に体に数プッシュしている。

 

外にいながら森林の中にいるような香りを感じられるのは、かなりリラックスできる。

直接でなく、ハンカチなどに吹いても良いかもしれない。

 

香りを自分で調節できるので香水として少し漂わせたい場合は強めに、一時的にリフレッシュしたい程度なら弱めにすることで自分好みの使い方ができる。

 

 

ヒノキの香りがある生活

今年の梅雨は生活様式も変わり、なおかつ長梅雨だ。

そんな憂鬱な季節には、普段以上に心のリラックスできる要素が大事だと感じている。

 

決して劇的な変化ではない。

しかし、日常の行動や様式で些細な自分好みのポイント増やすことが、毎日を快適にしてくれると感じた。

それがやがて生活の質を底上げしてくれる事に繋がるし、自分の好きなモノも増えていく。

 

今はとても困難な時代だ。

マイナスな部分をいかにプラスに転換できる発想が必要か、今回改めて感じる事が出来た。

 

巷に溢れている様な主張が強いような花の香りやではなく、ヒノキは理性的にリラックスできる様な香りだ。僕はこの森林浴をしているような優しくもリラックスできる香りが大好きになった。

 

僕の場合はヒノキの香りを選んだが、皆さんには皆さんの好きな香りやタイミング、そして方法があると思う。

自分に合った方法を日々探して、毎日が少しでも明るく過ごせるような。

ヒノキの香りはそんな事を、僕に教えてくれた。

Aesopのハンドウォッシュが教えてくれる、生活の質を考える機会。
esopのハンドウォッシュ。少し高価な生活品だけど、ずっと使い続けたい理由がそこにはある。
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