【アークテリクス】Atom LT Hoodyを3か月使い込んだ私が良し悪しを徹底レビュー(着用写真多数)

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今回はArc’teryxがプロダクトしているAtom LT Hoodyを、私が3か月みっちりと使用した様子をレビュー。

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【アークテリクス】Atom LT Hoodyの基本情報

さまざまなアクティビティに活用できる多用途という点を重視した、耐候性能に優れた機能と素材を使用したインサレーションが、このアトム LT フーディ。

 


アトムシリーズといえばアーク本社で働くスタッフ全員が持っているというエピソードが有名。

そんなアトムシリーズは、中綿のボリュームによって3つの種類に分類される。

 

Atom AR(オールランド)


一番中綿ボリュームが多いシリーズ。冬の山ではミッドレイヤーとして、街などではアウターとして活躍。

 

Atom LT(軽量)

今回手に取ったシリーズ。真冬のアウターとしては寒いが、冬場はミッドレイヤー、秋口はアウターとして使え汎用性が高い。

 

Atom SL(超軽量)

シェルに若干の中綿が詰め込まれた感じで、羽織るというイメージに近い。温かいシーズンの早朝ランニングや街歩きに活躍してくれる。





そんな便利なアトムシリーズの中で人気の高いLT。価格は35,200円。
パーカーに35000円はちょっと…と思うかもしれないが、今日紹介する便利さを見てもらえれば、納得のいく価格である。

 


今回はタイトめではあるがXSサイズを購入した。ジャストではあるが、伸縮性のある素材なので窮屈さ感じない。

【アークテリクス】Atom LT Hoodyのデザイン

まずデザインから見ていこう。細すぎず太すぎずのちょうど良いボリューム感。
ダウン系の製品でやはり気になるのは、着用した際のシルエット。
アトムフーディはアウターとして着用しても、温かさはありつつ野暮ったくならない印象を与えてくれる。

 


着用して感じたのが、ストレッチの効いた素材感。運動性を損なわない作りと、容易に重ね着できる使いやすさが、ユーザーの満足感を上げてくれる。



今回はXSサイズを選択したが、丈感や袖の長さもちょうど良かった。
幅広いシーンで手軽に使えるような楽なシルエットが嬉しい。

 


ボディ周り部分は保温性を高める為に中綿を多くしており、サイドやアンダーアーム部は動きやすさと通気性を考え中綿のボリュームが落とされている。

 


これによって快適な動きやすさが得られ、ユーザーにとって本当に使いやすいミッドレイヤーとなっている。

 

続いて内部や細かな部分の構造を見てみよう。
両サイドにポケットがついている。中は柔らかく暖かなハンドウォーマーポケットになっている。
丁度スマホが入るくらいの大きさ。

 


こちらは2021年の仕様変更にあたり、ジップスライダーが紐から樹脂のスライダーに変更されている。

 


左の内側にもポケットがある。こちらは内容に変更なし。便利に使えそうだ。

 


内部のキルティングは大きめのキルト加工になっている。ダウンの偏りを防いで満遍なく体を温めてくれそうだ。

 


続いて袖口。こちらはストレッチ性のあるジャージーニット素材で、腕をまくった際などもホールドに便利そうだ。

 

こちらも肌辺りは優しく、柔らかいながらも手首にフィットし風が入ってこない構造の為、暖かさもキープしてくれる。

 


続いてフード部分。
フード周りも伸縮性のある生地で、ある程度伸び縮みし、柔らかく包まれる様な印象。

 


フードはかなりボリューム感があるため、シェルジャケットの組み合わせによってはかさばる場合もある。

 


私の使用しているクライムライトジャケットとZETASLで比較してみると、climbは若干小さめなので入らない事は無いがジャストサイズといった感じ。毎回調整が必要になる感じ。

 


ZETAはフード自体が大きく立体的な固さを保持してくれるので、Atomのフードもすっぽりと収まる。
今回アトムフーディとアトムジャケットで迷ったのだが、フード問題がある程度解決できると判断し、暖かさも兼ね備えたフーディを選択した。

 

 


首回りは口元辺りまでジップクローズ可能なので、かなり暖かさを感じる。生地感も柔らかい為、クビに直接あたっても気にならない。




後頭部にあるコードロックで、フードを伸縮させ頭部をしっかり覆うことが可能だ。この辺りはアウトドア環境で有効に使えそうな部分。


腰裾周りにもドローコードも付いており、絞る事で雨風の侵入を防ぐことが可能だ。


【アークテリクス】Atom LT Hoodyの機能性

このアトムフーディを選んだユーザーは、恐らくデザインではなく快適な機能性を求めて手に取ったであろう。

 


表生地は耐久撥水加工されており、アウトドアでの悪天候に対応してくれる。
今シーズンより仕様がアップデートされており、従来よりも摩耗に対する耐久性が向上した超軽量ナイロンのTyono™20を採用している。日本のメーカーである東レが開発している素材だ。

 

軽量性・ストレッチ性・防風性というアウトドアに必要な機能を持った素材で、アークテリクスの他、パタゴニアなども同素材を使用した製品を展開。アークテリクスではスコーミッシュフーディーなどにも同素材を使用している。


これによりナイロン生地ならではの柔らかい着心地を実現しながら、しっかりと暴風性にも対応してくれる仕様となっている。

 


また、中綿はアークテリクスが独自開発した高性能中綿のコアロフト™ コンパクトを使用。
コアロフトはポリエステルの太い繊維で中の温度低下を防ぎ、細い繊維が暖かい空気を逃がしにくくする構造となっている。

 


また繊維の1本1本にシリコンコーティングを施した撥水加工がされているので、濡れても乾きやすい。また透湿性も兼ね備えている為、行動中に発生した体の熱を適度に逃がしてくれる効果もある。

 


活動量の低いときは防風性による暖かさが発揮され、活動量が多くなった際には透湿性が発揮される為、適度な体温調節が上手く出来るような仕組みになっている。


この様な仕様はアウトドア環境に求められるだけでなく、日常でも有効に機能してくれる。

 

【アークテリクス】Atom LT Hoodyを着て体感した事

今回秋から冬にかけて1か月ほど使用し、実際着用した中で感じたポイントを3シーンに分けて紹介しよう。

①風の強い屋外での使用


この日は秋だったがとても風が強く、正直シャツとシェルジャケットのみでは耐えられない程。

 


ミッドレイヤーとしてアトムフーディを着用していったのだが、驚くほど寒さを感じなかった。

 


シェルジャケット自体に風は思い切り吹き付けているのだが、寒さは全く感じない。アトムフーディの寒さをやわらげる防風性を身をもって感じ、良さを実感した。

 

THE NORTH FACEのClimb Light Jacketの中に着用していても着膨れ感は無く、ダウンの様な暖かさがある。

こういったタウンユースにおいても抜群の効果を発揮してくれ、スタイリングを考えれば、いかにもアウトドアっぽい印象も与えにくい。

秋冬の街では大活躍してくれそうだ。

②自転車での使用


また個人的に自転車に乗るシーンなどでも使えると考えている。
自転車は漕ぎ始めてから30分以上経つと発汗し始める。真冬の場合は漕ぎ始めは外気が冷たく、ナイロンジャケットの暴風性でも寒さを防ぎにくいことがある。

しかしアトムフーディであれば適度な保温性と透湿性を有している為、ハードな走行をする自転車ユーザーでなければ、真冬にちょうど良い温かさを感じながら目的地に着くことができる。

 

今回実際に真冬の昼間に3~40分程度の行程を、アトムフーディとクライムライトジャケットをレイヤードした状態で自転車走行した。

 

この日は風が強く寒さが厳しかったが、漕ぎ出しは暖かく快適だった。
目的地に着いた際にはやはり少し汗をかき始めていたが、透湿性の高さからかそこまで蒸れ続けている印象を受けなかった。

 


カフェなどでゆっくりした後の、夜の帰り道は更にその恩恵を受ける形で、快適に走行できた。
やはりレース仕様の自転車や走り方でなく、環境によっては真冬の自転車走行時のミッドレイヤーとしても使えそうだ。

 

③登山での使用

やはり冬の山では防寒性と透湿性が重要だ。
登り始めの寒さを防ぐため、Atomを着用して登り始めた。

 


この日はおおよそ5℃。山頂で1℃前後という気候だった。登り切った際は汗を勿論かいていたが、いつも感じていたジトっとした汗をかき続ける事が無かった。

 

個人的にベースレイヤーは汗冷えを避ける為にメリノウールを着用することが多く、体にへばり付く様な汗を感じる事が若干ストレスではあった。

このアトム LT フーディを着用して変わった事は、自然な発汗が促されているということ。

 

汗をかいていても透湿性の高さで蒸れにくく、脱ぎ着もしやすいAtomが本当に重宝する。冬場の登山では、山頂の停滞は本当に寒い。しかしアトムがあるだけで、かなり体感としては違った事を今回感じた。

そして今回実際着用して感じた事が、「アウターにもミッドレイヤーにも使える」汎用性の高さだ。

 


アウターにも向いている理由として
・撥水加工仕様で、少々の水分であれば問題ない

・見た目の印象が感じよく、これを羽織れば大体OK

 


ミッドレイヤーにも向いている理由として
・透湿性が高い仕様で、ムレ等のストレスに強い

・ダウンの暖かさを持ちつつ、ボリューム感は抑えられる

 

実際着用してみて、それぞれこんな良いポイントを体感できた。

 

【アークテリクス】Atom LT Hoodyの実用性

①携帯性について

このアトムフーディはダウンの様な暖かさを持ちつつ、携帯性も良い!という訳では無い。
さすがにZETA SLの様に薄く折り畳んでおけるコンパクトさは無いが、丁寧に畳めばバックパックに収まる程度の携帯性はある。

 

アークテリクスのグランヴィル16(容量16L)やAble Carryのデイリーバックパック(容量20L)であれば、バックパック内の半分程度で収まった。

 


完全に持ち運びに便利という訳では無いが、着用しながら万が一の際はバッグ内に収められる範囲の携帯性は有している。

 

②洗濯について


ダウンというと手入れの問題がつきまとうが、Atomシリーズは洗濯機で洗う事ができる部分が大きなメリット。

 


洗う前にジップをクローズした状態で洗濯ネットに入れる。
洗う際はオシャレ着洗剤を薄めに入れ、洗濯機で洗える。ドライコースが望ましく、私個人としてはぬるま湯で手洗いしている。

 


ゴアテックス製品と同様に脱水はかけず、濡れたまま室内で陰干しするのが良い。環境にもよるが、乾燥機をかけた状態でおよそ3~4時間程度で乾いた。

この様に充実した機能性と実用性を兼ね備えており、仕様環境的にも汎用性が高い為、本当に使いやすい1着となっている。


【アークテリクス】Atom LT Hoodyのまとめ

という事で今回は、私がAtomu LT Hoodyを秋冬にみっちり使用してみて感じた点を紹介してみた。

始めは3万円台とい価格に躊躇したが、着用後は本当にその良さを実感し長く使っていきたいと思えるプロダクトだった。

毎年変わらずリリースされるアークテリクスの代表シリーズであるため、街で感じよく過ごしたい方も、山で暖かく過ごしたい方も、ぜひチェックしてほしい。

【アークテリクス】Atom LT Hoodyを秋冬3シーンで使用し徹底レビュー。

 

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