「すみません」
この言葉、毎日の生活で一度は耳にするんじゃないでしょうか?
誰かに声を掛ける時、クッション言葉として使う時、相手に向け謝る時
すみませんって便利な言葉だと思うんです。
けど、使いすぎるのは良くないですよ。
本当に謝る気持ちを持っている時しか、使ってはいけないと思うんです。
本当に謝ってるの?
僕の上司でこんな方がいます。
上司「あの~熊くん、これやっておいてくれますか?すみません」
…?
どうして謝ってるんだろう。
日本人の特徴として相手の気分を害さない様に、すぐ謝ってしまうという傾向があります。
謝っておけば、相手は自分に攻撃はしてこないだろう。
こちらが謝ってるのだから、悪くは思われないだろう。
恐らく上司としては『(面倒な仕事だけど)これやっておいてくれますか?すみません(申し訳ない)』という意を含んでいるんでしょう。
けれど、上司が部下に仕事を指示するのは当然の事。
少し気が弱い人間性なのかもしれまんが、言われている方もなんだかモヤモヤします。
相手に対し悪い事をしてしまうと感じた時に出てしまう『すみません』
自分が先に謝る事で、相手から悪く思われてしまう心理負担を軽減する目的で使われます。
先に謝っておけば、相手は追い打ちで要求や意見を言いずらくなります。
日本人は主張や表現する事が上手ではない国民性なので、先に自分で予防線を張っておこうという考え方です。
確かに波風立てずに人間関係を進める為には使いがちな手段かもしれませんが、その意思や気持ちがこもっていないまま連発されるとどうでしょう。
僕は…はっきり言って少しイラっとします。笑
クッション言葉として使う分には、問題無いかと思います。
「すみません、この○○なんですけど…」というニュアンス。
いきなり主題を話しかける前の、枕詞ですね。
英語で「Excuse me」と言うのと同じ感覚ですよね。
しかし単純に大きな意味を持たせず発してしまうと、相手によっては悪い印象に取られかねません。
意味を持たないすみません
意味を持たずにすみませんと言われた際の、受け取り側の気持ちも見てみましょう。
すみませんと言われると考えや提案があってもそれ以上言いずらい
一度すみませんと言われると話し合いたかった本質的な事に突っ込めず、何かこちら側にも落ち度があった気分になってしまうんです。
建設的な議論や共通のゴールに向けての話し合いを一言で放棄された様な気になり、ふっと感情が落ちてしまうんです。
謝られている状態で相手に意見を伝える事が、追い打ちの様な状態を作り上げてしまう。
すみませんと連発され効果が薄まり、意味の無い言葉になる。
事あるごとにすみません、すみません。
…本当にそう思ってますか?
謝罪の体を為した言葉を使う事で、とにかくその場をやり過ごしたいという考えに見られてしまう事だってあります。
本当に悪かったという気持ちが無ければ、無闇やたらに使うべきでは無いです。
頻繁に使う事で、相手に付け込まれやすい隙を与えてしまう事だってあるんですから。
悪い事をしていない状態で言われると、毎回否定しなければならない
何も悪い事をしていないのに、毎回言われるすみませんという言葉。
受け取るこちらも『いやいや、悪い事なんてしてないよ』と相手を気遣わなければならなくなります。
一度や二度なら勿論相手の気持ちを汲み取れますが、毎回言われると正直面倒ですよね?
軽々しくすみませんと言うのは、相手にとっては煩わしい事でもあるんです。
これに似た状況として『自分なんてどうせ…』『私には無理だよ…』を連発してしまう方も同じような事になっていませんか?
相手だって毎回フォローをするのは、負担になる場合があります。
この様にすみませんという言葉は一見自分を守っている様で、使いどころを誤ると『自分の価値を下げてしまう』ことに繋がるんです。
そんな自分でいたくはないですよね?
すみませんではなく、ありがとうを
すみませんという謝罪の言葉を使う状況やタイミングは、しっかり考えた方が無難です。
じゃあ、それに変わる言葉は?
簡単です。
『すみません』を
『ありがとう』に変えるだけ。
一日過ごしている中で謝罪の言葉を聞くより、感謝の意を伝えられる方が気持ち良いですよね?
いつも仕事を頼みこんでるのなら
「面倒な仕事をこなしてくれて、ありがとうね。」
パートナーに助けてもらったのなら
「あなたがいて助かったよ、いつもありがとうね」
謝らないければいけない状況って、一日の中でかなり限定的だと思うんです。
それより相手の行動や言動、気持ちに対し感謝を伝える。
それだけで相手は承認欲求を満たされ、その行動や言動を積極的に行おうという気持ちになります。
褒められると嬉しいですよね?
またやってもイイかな?という気持ちになりますよね?
謝罪で物事で話を終わらせられるより感謝の方が 『またこの人の為に何かしてあげたいな』という気持ちになります。
人の心を動かすことができるのは、謝罪ではなく感謝です。
周りが謝りあって生活や仕事を繋げて行く環境は、見ていても気持ちよい物ではありません。
『ありがとう』という、単純な感謝の輪が広がっていく。
プラスを受け取った人は、きっと次の相手にもプラスのコミュニケーションを取りたくなる筈です。
こんなプラスの影響が、いつかは自分にも巡りまわってきます。
だから意識的に相手に伝えてみましょう。一言相手に伝えるだけでいいんです。
その際すみませんと同じ感じで伝えるより、少しだけ声の大きさやトーンを意識して上げてみましょう。
相手はあなたの気持ちに、笑顔で応えてくれますよ。
何かとすみませんと相手に言ってしまう方は、毎日少しずつ意識して練習をしてみましょう。
きっと少しずつ、自分と相手を好きになっていくと思いますよ!
読んでくださって、ありがとうございました!
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