Mr.Children『SENSE 第三部』 終わりと始まり

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こんにちは、kumaです。

 

前回は『SENSE』に収録された楽曲の考察をしていきました。

 

自らの存在を振り返り、新たな自分を見つける決意を表したコンサートツアー。
今回は、その内容を徹底考察していきます。

 

このSENSEの記事は三部作にしています。
 

【一部】コンセプト考察

www.housework-kuma.com

 

【二部】楽曲考察

www.housework-kuma.com

 

この2つを読んでからだと、かなりこの三部目のライブ考察が楽しめます!!

 

『Mr.ChildrenのPOPミュージックへの挑戦
終わりと始まり SENSE編 第三部 』

 

SENSE三部作の完結編です!

このコンサートをもって、彼らのPOP再検証は完結します!

 

『SENSE』
01. I
02. 擬態
03. HOWL
04. I’m talking about Lovin’
05. 365日
06. ロックンロールは生きている
07. ロザリータ
08. 蒼
09. fanfare
10. ハル
11. Prelude
12. Forever

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終わりと始まり

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自らの虚像性を受容し、強い希望の力として放った『SENSE』
そのコンサートツアーは彼らの音楽の歴史を振り返り、聴き手と新たな旅へと歩き始める壮大な物でした。

会場の聴き手は彼らの歴史を追体験し、自分とMr.Childrenの物語として消化できる様な内容になっているのが特徴です。


ツアーセットは今までにない、劇場を思わせる形を成しています。

これは聴き手に対し『Mr.Childrenが歴史を振り返り、強くなる瞬間を体験してほしい』という気持ちからです。


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その物語を、一つずつ追っていきましょう。

OPENING

宙に浮く無限とも見える階段や扉、そして部屋。誰かのイメージの中でしょうか。

そこは非現実的な空間の中。
仮面を着けた少年がルービックキューブで何かの形を探す映像。

少年は恐らく桜井さんの事を表しています。

仮面をつけていながらも、何か心に空虚な物を抱えた様が感じ取る事ができます。

自分の求めた物にならず、何度も理想の形をさがす少年。

やがて音楽のピースに辿り着き、三連符のSEが流れ始めます。


NOT FOUND

降りていた舞台の緞帳が上がり、Mr.Childrenが演奏と共に姿を表します。

僕はつい見えもしないものに頼って逃げる
君はすぐ形で示してほしいとごねる

歌い手と聴き手の相反するすれ違う思い。虚像の辛さを吐露する。
この頃は見えない物に逃げています。

自分だって思ってた人格(ひと)が また違う顔を見せるよ
ねぇ それって君のせいかなぁ

他者の影響により、もう一人の自分の存在(虚像)を感じる。

この主人公は何かを探しています。
しかし曲のタイトル通り、見つかっていません。


 

HOWL

[OH FREEDOM]その響きに見合うNEW LIFEが欲しいと願い
今日も憂うマイウェイ 燦燦と陽が射すわけじゃない

何か自分を変えたくて、探しています。

扉を叩きながらも、輝いたガラス玉(日常)の大切さに気付きます。
I LOVE Uと同じ構図。(過去のI LOVE U記事参照)


名もなき詩

あるがままの心で生きようと願うから 人はまた傷ついてゆく
知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中で
もがいてるなら誰だってそう 僕だってそうなんだ

弱さを強さに変えるSENSEの主題。
他者から求められる自分という存在に苦しむ。

I’m talking about Lovin’

君は運命の人って思ったりして
思い違いかなって迷ったりして
大きなシーソーに上で右往左往する

対の感情の中に大切な物を見つけようとする。


エソラ

明日へ羽ばたく為に 過去から這い出す為に
Oh Rock me baby tonight
ほら もっとボリュームを上げるんだ

マイナスからプラスへの気持ちを信じ、突き抜ける力。

ここまでの主人公は悩みながらも、希望や気持ちの余裕に溢れた姿を感じる事ができます。

恐らく仮面をつける前の姿です。



この後のMCで桜井さんは

「(実際は過ぎているが)今日までゴールデンウィークにしよう」
「今夜は気持ちを全て開放して、嫌な事を忘れよう」
「いつか人生を振り返った時に、いい人生だったと思えるそんな一日にしよう」

こんな事を聴き手に伝えます。

GWを伸ばすなんて、今日も桜井さんらしいMCだなくらいにしか思っていませんでした。
この場でMCを聞いた時には気付きませんでしたが、今は伝えたかった事がわかります。

感覚を全て使い音楽に身を委ねる。
自分の過去を認めて誇れるように、今を大切にしよう。

まさにSENSEで彼らがやろうとした事が、そのまま体現されている様なMCでした。


 

HANABI

決して捕まえることの出来ない 花火のような光だとしたって
もう一回 もう一回 もう一回 もう一回
僕はこの手を伸ばしたい

この曲は彼らのヒット曲としての象徴としての曲です。
しかしコンサートで、ある意味お約束になっているサビの合唱を聴き手に敢えてさせません。

何かに迷い始める主人公の心情やエゴ(一人だけで歌う)を表す為です。

くるみ

ねぇ くるみ
この街の景色は君の目にどう映るの?
今の僕はどう見えるの?

くるみ(存在しない虚像)を歌う事で自分を客観視し、迷う辛さを消化しようとする。

自分の存在をあえて物語にする事で、前に進む気持ちやきっかけを自らに与えようとしています。
劇場の様なセットで虚構を聴き手に見せつけ、一つの物語としてのイメージを強調します。


花 Memento-Mori

やがてすべてが散り行く運命であっても Ah Oh Year
わかってるんだよ 多少リスクを背負っても 手にしたい愛・愛

失う物を乗り越えても強くありたいと願う心。
苦しみながらも、望む世界へ行きたいという気持ちの表れ。


【es】~Theme of es~

手にしたものを失う怖さに 縛られるぐらいなら勲章などいらない

自分が求めてきた物は、結局ただの足かせになってしまった。
そんな見せかけの、形だけの物はいらない。
(NOT FOUNDでは聴き手に形を求められていました。それを拒絶しています)

愛とはつまり幻想なんだよと
言い切っちまった方がラクになれるかもなんてね

相手の求める物(虚像に対し形で求められる事)に疲れ、放棄してしまう弱さを見せる。


Dive

象徴的なヒット曲を続け、過去のMr.Childrenを聴き手の心情に想起させる。

歌い手(Mr.Children)と聴き手(会場のオーディエンス)との間にスクリーンが降り、水中の中にいる様な演出が表現される。

本当にこの演出が凄かったです。


心を閉ざし深海(虚無)に落ちていく主人公。
スクリーンは双方を隔てる心の壁です。


 

シーラカンス~深海

シーラカンス 君はまだ深い海の底で静かに生きてるの?
シーラカンス 君はまだ七色に光る海を渡る夢見るの?

虚像(もう一人の自分)に対し、心の中で問いかける主人公。
自分の中で虹(夢や憧れ)はもう見えない。

(シーラカンス)僕の心の中に
(シーラカンス)君が確かに住んでいたような気さえもする

(シーラカンス)ときたま僕は 僕の愛する人の中に君を探したりする

現実(左脳的な世界)に打ちひしがれてしまった主人公。
イメージの世界(右脳的な世界)にいる一人の虚像と答えを見つけたいと願います。

かつて愛した他者(聴き手)の中には、今でも自分がいる。

連れてってくれないか
連れ戻してくれないか
僕を 僕も 僕も Oh…

最早自分の居場所や向かいたい場所がわからなくなっている。


 

I

深海に堕ちてしまった、自身の苦しみを歌う楽曲。(内容は前記事参照)

水の演出をしていたスクリーンが上がり、メインスクリーンに映る映像。
ルービックキューブを回すと、仮面をつけた自らの顔が。
道を探すことをやめ、鏡合わせの自分の虚無の感情と向き合う。

散々 周りを振り回して
結局 何をしたいんだか自分にもさっぱり分からないんだ

www.youtube.com



 

ロザリータ

この部屋の鏡に映る退屈な男
君の部屋の鏡ならマシに見えたのに

くるみと同様に虚像に対し歌うことで、自分の精神を浄化しようとしている。
鏡の中の憧れの存在(もう一人の自分)に対し気持ちを吐露している。

あまりリアル過ぎぬように いつの日か笑えるように
君の名は伏せるよ 匿名を使って 君を歌う ロザリータ

自らの辛さを客観視する事が辛いため、架空の物語として消化しようとしている。
いつの日かそんな過去も、笑い話にできるように。


365日

例えば「自由」 例えば「夢」 盾にしてたどんなフレーズも
効力(ちから)を無くしたんだ 君が放つ稲光に魅せられて

自分が信じていた物だけが理想では無かった事に気づく。
(真逆の力を持った物の影響を受ける)

「一人きりの方が気楽でいいや」
そんな臆病な言い逃れはもう終わりにしなくちゃ

大切な事に気づき、自らの状況を変えようと思い立つ。


ロックンロールは生きている

マイナスからプラスへ、強く突き抜ける意思を持った楽曲。(内容は前記事参照)

スクリーンには文化、生活、スポーツ、戦争、科学、時事、命…
様々な映像(虚像)が映し出される中、それをシャットアウトする様に歌が始まる。

2番の間奏が終わり曲が盛り上がる所で、桜井さんが客席を煽って他者(聴き手)を物語に呼び戻そうとする。

レボリューション さぁ次の世界へ いまナチュラルハイで闇を蹴っ飛ばせ
イミテーションに惑わされないで その目を見開いて さぁ手を伸ばせ

まだ自分の中の、強くありたいという意思は死んでいなかった。

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フェイク

虚しさを抱えて 夢をぶら下げ 二階建ての明日へとTAKE OFF 灰になっても
諦めちゃまた始めから出直したりして
まだ自分を嫌いになれずいるみたいだ Oh Oh
体中に染みついている嘘を信じていく

少しの自己愛と虚像を信じ始める心を抱えながら、マイナスからプラスへ飛ぼうとする。

飛び込んでくる音 目に入る映像
暫く遮断して 心を澄まして
何が見えますか?誰の声が聞こえていますか?
いつまでも抱きしめていれるかな?

聞こえる物、見える物だけに囚われない意識を持つ。SENSEの主題。

歌全体がマイナス(嘘、虚像)をプラス(真実、希望)に変えようとする力で溢れている。


ポケット カスタネット

つないだ手が語りかける 声になる前の優しい言葉
裏表のない次元でゆっくりと今 呼吸している

自らを待ってくれている人の気持ちを感じる。
主人公は裏表の考えを超えた意識を持ち始める、SENSEの主題。

間奏に入り時を告げる時計が壊れる。
時空が捻じれ、主人公が時の狭間に飲み込まれる。

時間の概念が無いような精神世界で、主人公の意識が大きく変わっていく。

靴を汚し 踵減らし 歩いていく長い凸凹道
季節ごとに咲いた花の香りを僕らふみしめてく

心をすり減らしながらも、辛い時間を過ごしてきた。
(聴き手と)共に過ごした何年もの時間。その間に感じた喜びを一つひとつ振り返る。


HERO

例えば誰か一人の命と 引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ

マイナスからプラスへ、強くありたいと願う主人公の心。

駄目な映画を盛り上げるために 簡単に命が捨てられていく
違う 僕らが見ていたいのは 希望に満ちた光だ

『SUPERMARKET FANTASY』の頃から伝えてきた迷いなく希望を歌うという気持ち。

この部分を大げさに強調します。マイナスからプラスの主題。

残酷に過ぎる時間の中で きっと十分に僕も大人になったんだ
悲しくはない 切なさもない

「僕も」を大げさに「僕ら」と歌います。

もう一人の自分や聴き手との関係性を意識させ、客観的に物語を見せる為です。


 

擬態

感覚で大切な物を見極め、全てを受け入れ強くありたいという願いの歌。(内容は前記事参照)

アスファルトを飛び跳ねる トビウオに擬態して
血を流し それでも遠く伸びて
必然を 偶然を すべて自分のもんにできるなら
現在を超えて行けるのに。。。

ようやく桜井さんに心からの笑顔が戻り、最後のサビ後に聴き手を煽ります。
これは自分や聴き手を遮る心の壁が完全に無くなり、自分と自分以外の物を認められる様になった証。

コール&レスポンスで会場は一つになります。

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Prelude

自らを振り返り、新しい場所へ進む希望の歌。(内容は前記事参照)

夢幻(まぼろし)を振りまいて 今その列車は走り出す
汽笛を轟かせて 躯体を震わせて 光の射す方へ
悩んでたことなんて 今はとりあえず棚の上へ
要らないぜ 荷物なんて 何も持たないで飛び乗れ!


映像作品のイントロでは、今日のライブのシーンが白黒で流れ『過去の出来事』を表しています。

最後のサビに入る前に桜井さんがギターをかき鳴らしながらシャウトし、聴き手を煽ります。
声(あなたの歌)を聴くためです。

そして耳を澄ませた後に聴こえる音。

それは新しいMr.Childrenが奏でる希望の歌です。

荷物や客観視はいらない。これは私とあなたの物語だから。


 

横断歩道を渡る人たち

音楽の中に飛び込んできてほしいというMC。
言葉で語るのではなく、感覚で目の前の横断歩道を想像してほしいという思い。

横断歩道を渡る人たち
僕は信号が変わるのを待っている
昨日の僕が 明日の僕が
今 目の前を通り過ぎていく

主人公の目の前を通り過ぎるのは『昨日の自分と明日の自分』

目の前の信号(未来)にいる自分と、サイドミラー(過去)に写る自分を見つる彼。
信号が変われば、もう進む準備はできています。


fanfare

自分を探して前へ進もうとする力を歌った楽曲。

「僕はボクさ」と主張をしたって 僕もボクをよく知らなくて
ぐるぐる自分のしっぽを追いかけ回して
ひょっとしたらあなたの瞳に いつか出会った本当の僕が
迷い込んでいやしないかなぁ? って探してみる

歌詞の内容的に桜井さんは本編に入れたかったのだと思いますが、田原さんがそこへ一言。

「焦るな」笑

田原さんはわかっていたのでしょう。

詰め込まなくても、自分や桜井さんのストーリーに聴き手が共感してくれる姿を。

自信をつけたい桜井さんの横でしっかり支える田原さん。本当に最高です。

ポップ再検証以降は一見、桜井さんと小林武史さんの世界観で作り上げているイメージです。
しかしこういうエピソードを見ると、やはり大切なものはメンバーが握っているんだなと、愛情を感じる一幕。


Forever

聴き手と自分の関係性を肯定し、前へ進む気持ちと感謝を表す歌。(内容は前記事参照)

ともすれば ともすれば
人は自分をどうにだって変えていけんだよ
そういえば そういえば
「君の好きな僕」を演じるのは
もう 演技じゃないから

2番になると映る会場の聴き手の姿。
歌詞の内容が聴き手への思いを表しているからですね。

今までスクリーンに映っていた仮面の少年。
目の前を覆っていた仮面が割れ、不安定な居場所はやがて緑の美しい景色に変わっていきます。

自己の承認と他者への愛情が確かな物になった証。


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曲が終わると共にスクリーンに映し出されるツアータイトル。

劇場的なセットでMr.Childrenが演出する『Mr.Childrenの歴史』という演目を観る。
まさに今回のツアーは、そんな演出で構成されていたんです。


かぞえうた

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そして、ここからは出演した本人たちの話の続き。エピローグです。

彼らはツアー中に震災に直面し、自分たちができる事を探していました。

それがNOT FOUNDから蘇生にセットリストを変えた理由。

僕らは思っていた以上に 脆くて 小さくて 弱い
でも風に揺れる稲穂のように
柔らかく たくましく 強い
そう信じて

自らが壇上から声高々に歌う主張ではなく、目の前の人を支えられる様な優しい歌。

桜井さん本人も歌う事の意味を必死に考え、もがいた末に出した一つの音。

今は虚像として光を届けるのではなく、一人の人間として希望を提示する。

そんな希望が、いつしか繋がっていく事を信じて。

恐竜と鯨の旅

ベストアルバム等を出し、形式的に自らを振り返るアーティストは多くいます。

しかし彼らはそれとは異なります。

自らの内省的な感情を楽曲に込め、自己の承認と他者への愛情を表現する。

積み重なってきた歴史を、記号的な振り返りではなく、一人の人間の物語として昇華(消化)させ、聴き手に届ける。

これが一つの作品(SENSE)やエンターテインメント(ツアー)として成立し、多くの人に受け入れられる事の凄さ。

このSENSEプロジェクトはコンサートをもって、最高の形で完結したのではないでしょうか?


今では一人ひとりの心の中に、SENSEがある。

かつては、自らが音楽の恐竜になりたいと望んだ彼ら。
負けて枯れる事を選ばず、愛を手にしたいと強く歩き始めた旅路の果て。


今はその姿を変え、大海原を泳ぐ鯨として希望の場所へ泳ぎ続けています。


水平線の彼方に彼らを見れる機会は、あと何度あるでしょうか。

また彼らに出会えるその日まで、私はSENSEを聴き続けます。



最後に

拙い三部作を読んでくださった皆様に、少しでも彼らの音楽の素晴らしさが伝われば嬉しいです。
本当にありがとうございました!

 

【Mr.Children】僕が[(an imitation) blood orange]を聴かない(聴けない)理由 前編『二つの夢』
桜井さんからこぼれる辛さと弱音。こんなにも彼の辛い心情を感じるアルバムは無い。『2つの夢』と共に、希望と願いの作品を徹底考察。
【Mr.Children】筆者おススメ&アルバム別記事一覧はこちらから【バズ作品有り】
これまでMr.Childrenの作品について触れ、全てのアルバムについてに感じた事や考察記事を執筆。 サイトの順番的に見辛い部分もあった為、一覧として触れられるようにまとめてみた。 キュレーションサイト「グノシー」や「スマートニ...

SENSEでMr.Childrenが伝えたかったメッセージの秘密。伝わりにくい作品内容を、考察と共にわかりやすく紹介。

 

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