Mr.Childrenツアー2018~2019 重力と呼吸 横浜アリーナに参戦してきた!

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こんにちは、kumaです。

 

Mr.Childrenツアー2018〜2019 重力と呼吸
横浜アリーナ公演に参戦してきました。

 

やはりMr.Childrenのコンサートは最高です。

では、曲順と内容です!

 

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Mr.Childrenツアー2018〜2019 重力と呼吸

1、SINGLES

正直意外な1曲目でした。はじめは興奮で一瞬何の曲かわからず 
「あ、SINGLESやんけ!」笑
演出はシンプルにボーカルの声とメンバーの演奏、赤基調の照明。

そして左奥にギター演奏してる人がいるなと思ったらまさかのSUNNY!
スーパーサブと化しています。

アルバムではセールスの中核を担う重要なポジ曲でしたが
ライブでは一曲目で大きなメッセージ性も演出も特に無し。
fantasy同様出だしを景気よく飾るための1曲、という事でしょう。


2、Monster

ここもあんまり印象というか記憶無し。
大きなアレンジも無かったと思うので記憶から消えています。
歌い方は所々変えてました。
最後の「さあどんな叫び声をあげよう」はシャウトではなく
地獄の奥へ引きずり込む様なローボイスでスクリーン演出と共にフェードアウト。

ここからオーディエンスに参加させてぐっとライブに入り込ませようとする意図を感じました。
ノックノック!


3、himawari

個人的にここから一旦落ち着いてライブに入り込めた感じ。
カズダンスする度に周りがニヤニヤザワザワ。
前回のスタジアムより田原さんのギターのエッジさが増してキレていた気がします。
メンバーの床に映像が出る演出。
重力と呼吸ジャケに類似した混沌とした形や色を内包した画。
上から投影しているのか、実際に足元がビジョンになっているのかはわかりませんでした…
なんとなくですが今後、定番グループになる気がします。


4、幻聴

いつものMC紹介の「Mr.Childrenです!↑」という明るい感じではなく
演奏直前に「Mr.Childrenです!↓」みたいなクールな紹介。
「これがMr.Childrenだ」という決意表明の様な物が表れていて格好良かった。

曲は言う事無しの最高感満載。
イントロ、展開、背中を押される歌詞、観客とのやり取り。
こういう体験をライブでする為に、何度も行きたいと感じるのでしょう。


5、HANABI

本人達も好きなんだろうけど、何回ライブでやられても確かに飽きは来ないこの曲。

田原のテレキャスが最高に良い音を出す。
ABメロのシンプルで落ち着いた構成だからこそ、際立って良く聴こえる。


だがしかし!サビの床映像演出はいらんと思ってしまった。
こういう曲だからこそいつもの様に最小限のライティングで引き立たせて欲しかった。
お金をかけているのはわかるが、個人的にはダサかった…


6、NOT FOUND

前曲の不完全燃焼さを引きずって次の曲へ。
鳴り始めたJENの激しい三連符。
「Mr.Childrenの骨格を作り上げている音」という桜井の紹介後に歌いだされた一節。

最高の瞬間はあのイントロと共に急に訪れた。

「僕はつうううううううい」

NOT FOUNDだ。マジかよ。また聴けるのかよ。原キーかよ。

温度感がとてつもなく高い。メンバー皆ギア入れ過ぎだ。(良い)
若干前のめりの演奏で激しく、そして何よりも意志が物凄い演奏だった。

モノトーンのスクリーンから真っ赤な衝動を感じる演出へ。
桜井さんとJENの衣装、JENのタム、スクリーン
赤で表したロックバンドの強さとプライドを感じた。重力と呼吸を背負った彼らに相応しい音。

「愛という素敵な嘘で騙してほしい」
ここで頭を揺らし全身を音に委ね、激しく演奏する田原さんの姿が忘れられない。
Cメロ最後「NOT FOUND」といつも叫ぶ箇所も、吐き捨てる様に言葉を切り激しく演奏する。
スピードと緩急がすごい。

完全に今日のベストアクトだとこの時点で確信した。これだけで今日来た甲斐があった…


 

7、忘れ得ぬ人

一転、ピアノの音色がアリーナに響き渡る。
以前のドキュメンタリーで「曲によって歌い方を変えている」と発言していたが
まさにそれを表している曲だった。ファルセットや抑揚の表現力が凄かった。

歌い終わった後に「シーンとしているが、何か悪い事をしたか」と笑いを誘っていたが
完全に皆聞き入ってしまっていた。
というかノッファ直後にこれ歌うの凄すぎる。


8、花 -Memento-Mori-

制作時の草野球、ホテル缶詰エピソードを交え花道に4人並び演奏。
垂れ幕スクリーンにメンバー1人が投影。
後から思ったけど、あれ真ん中席の人何も見えない演出だな笑
以前のブログでも書いたが、今は違う気持ちで演奏できているかなと感じながら聴いていた。
田原さんギターソロをハラハラ見守った。


9、addiction

一転して不穏なカラーのライティングとピアノのイントロで会場が盛り上がる。桜井さんが煽る。
CDで聴きている時はダウナーな1曲くらいの印象だったが、ライブで聴くと全く印象が違った。
本人もライブを意識して作ったとの通り、会場の一体感が増す。
最後にJENとピアノサポメン世武さんのセッション。


10、Dance Dance Dance

テンションが上がったまま定番のこの曲。
兎にも角にも田原さんだった。花道センターでいつものフレーズを演奏しながら踊る踊る。
とにかくノリノリで腰をくねらせていた。もっと早くからやってくれよ…

踊るタハラ
ノリノリで観客に応えるタハラ
JENと絡むタハラ
本日のベストオブ田原。
場所を移動してのナカケーベースソロでは歓声があがる。

11、ハル

何か布降りてきたーーーー笑
あ、この曲ね。忘れ得ぬ人と同様、今回のバラード枠で良かった曲。
演奏が進むにつれカーテンが無造作に形を変え曲を演出。ラスサビでは桜を想起させる紙吹雪とピンクの照明。

ステージではなくスタンドに映るオーディエンスと
紙吹雪の影がピンクに彩られているのを観るのが綺麗だった。
個人的に毎回ライブで「自分がライブにきている」という事を客観的に見る様にしている瞬間がある。
周りの笑顔や、情景を感じる事で多幸感が増す気がする。


12、and I love you

I love youやHOME時代はライブ演出等好きだったのだが、最近は何となく敬遠している曲。
田原さんのE-BOWの演奏だけは好きすぎる。フィイイイイイン


13、しるし

久々に聴いて良かった。演出もシンプルで、これ位が本当にすっと胸に入ってくる。
だが後半本当に辛そうだった…声を出すべき所も上手くそれっぽい
アレンジでかわしていたのがわかった。SUNNYさんがいなければ危なかった。
というか不意にアレンジにも完全対応してフォローするSUNNYさんが凄すぎる。
「ごめん」「全然」みたいな、バックステージでの二人のやり取りを想像しながら聴いていた。


14、海にて心は裸になりたがる

桜井さん上着を脱いでぶん回し始める。
個人的にアルバムで初聴一番ピンとこなかった曲だが、ライブは本当に楽しかった。
本人は歌詞について深く考えて書いていないと発言していたが
観客に向け一つ一つのフレーズを問いかける様にジェスチャーする。
メンバーも観客も楽しそうで叫んだ。
「嫌なやつだと考えていても」のくだりでナカケーに絡んでいったのが笑えた。


15、擬態

これも今のMr.Childrenを体現する様な曲。
やっぱりCメロが響く。SENSEの全てが集約されている。感覚で全てを楽しんだ。
最後の掛け合いは定番。


16、Worlds end

今回のツアー、ここの最後の流れでこの曲がくるとは思わなかった。
一時期乱発して飽きていたけど、今回はしっかり聴いた。
赤のライティングとスクリーンに田原の青テレが映える。
ふと冷静に見てたいて気付いたのが、2番終わりの間奏で田原さんがスライドバーを使っていた。そして今日ナカケーはほぼずっと白のジャズベだったな、と今更思う。


17、皮膚呼吸

今回のアルバムで一番内省的な歌。シンプルな演出で歌に集中できた。
しなやかで力強く、心に響いた。
MCでの「ティーンエイジャーでなくても、まだまだ夢や憧れや伸びしろがある」という言葉が印象的。
開演前に妻と、来場の年齢層について話していたが
皆それぞれに響いているんだろうなと感じるMCだった。


18、here comes my love

アンコールで桜井さんとJENはアルバムジャケのツアーT着用。
SINGLESの時、変なセットだな。と思ったのだけど、この曲で灯台に使わるのねと納得。
サーチライトが客席を照らし、曲の雰囲気を作り上げていた。
趣味全開で楽しみにしていた桜井さんギターソロ。
途中ちょっと詰まった気がしたけどCDよりビブラートだいぶかけてた。揺らす揺らす。
ボヘミアンラプソディは観たのかなーと考えつつピアノで静かに終了。


19、風と星とメビウスの輪

今回の個人的謎枠。アンコールでバラードが続くとダレる。
転調時の「いぇぇぇぇぇええあああああああああああああああっ!!!」と
レーザービームやりたいだけだよなーと感じてしまった。
ベストツアーのhimawari→ポケカスが野外で良かっただけに
こっちの演出は2回目でなんとなく上がらず。


20、秋がくれた切符

まさかやるとは思っていなかった。退場曲だろうなーと予想していたが。
桜井が11月~12月の季節が好きだと言っていた。確かにその季節を感じる曲はいくつかある。
この季節の公園のベンチに座っている気分で聴いてください、と本人も歌詞ボックスに座る。
SUNNYさんがアコギ担当。優しい時間が流れていた。


21、Your Song

みんなの歌ですと観客を曲に入り込ませ歌う最後の曲。スクリーンには観客の姿が映る。
最初のシャウトはエフェクトやダビングしてるからこそのやつだよなー、ライブでどうなるかなー。
そんな事を考えたいたのだが、今日2時間過ごしたこの空間でそんな事は何も関係無かった。
ただ1人1人が思いの丈をその音に載せ声を出した。笑顔になった。
壮大な歌やバラードで如何にもフィニッシュという感じで終わるのではなく、この感じが何とも心地よかった。
ありがとう!Mr.Children。



今回のライブに参戦して

ロックバンドとしての意志

セルフプロでのアルバム製作を続け、自分たちの身ひとつで勝負するという気迫。
重力と呼吸というアルバムを本人達なりに表し、正解を自分たちで探し作り上げていく。
演奏面からも言葉の一つ一つからも、バンドとしてのプライドを感じました。
この年齢になっても新しい気持ちで挑戦していく姿勢が
きっと音楽問わず誰の心にも胸を打つ物があるのだと思います。

演出面の変化

技術が進み、様々な演出が可能になったライブ。
勿論今の演出も素晴らしいと思うのですが、個人的には必要あったのかなと思う場面もちらほらと。
もちろん若手アーティストやクリエイターから刺激や提案があっての事だと思うのですが、今回のアルバムに限ってはシンプルに骨太な物を期待していたという所もあります。
もちろんMr.Childrenに望まれている物は多岐に渡り、それら全てを彼らは背負っています。
彼らが本当に表したい意志ならば、それが正解なのかと思ったりします。
今後はどの様な演出があるのでしょうか。

観る人を選ぶセトリ

正直いうと今回のセトリは難しかったと思います。なかなか馴染みの無いファンの方には
「あれやこれももっと聴きたかった!」という気持ちが残る物なのではなかったでしょうか。
いつもの様にある程度のお約束の流れが完全にある訳ではありません。
最高潮にあがる瞬間あり、アンコール後のしっとり3連発ありなど、良くも悪くもなかなか掴みどころの無いライブに感じました。
往年のファンからすると、満足度は割と高めだと思われます。
毎回チケットが取れないという事がずっと続くのは、何よりも皆さんが前のツアーに大満足しての事なので…私もやっぱり次のツアーが楽しみです!


ツアーを終えてまとめ

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今回のライブで内容云々ではなく、心から感じた事。
それはこの経験や、身近にある音楽を当たり前と思わないようにするという事でした。

メンバー本人たちも
体力の衰えや年齢的な物。
身近なミュージシャンが音楽をできなくなる状態や環境になった。
など様々考えている事があると発言しています。


それは私達リスナーも同じです。

最近妻とも話しているのが

人生であと何回ライブに足を運べるか。
今日がその何度かのうちの一度。


そう思うと、彼らの表現する歌や音の一つ一つを大切にする気持ちが何より強くなります。


歳を重ねる様に、この日の様な時間をこれからも大事にしていきたい。


そんな素晴らしい夜でした!

Mr.Childrenを20年間聴き続けた野郎が童心に還った夜【Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”】
東京ドームで行われたMr.Childrenの『重力と呼吸』ツアー。彼らの気迫とプライドと思いが溢れた最高の瞬間の記録。

【Mr.Children】筆者おススメ&アルバム別記事一覧はこちらから【バズ作品有り】
これまでMr.Childrenの作品について触れ、全てのアルバムについてに感じた事や考察記事を執筆。 サイトの順番的に見辛い部分もあった為、一覧として触れられるようにまとめてみた。 キュレーションサイト「グノシー」や「スマートニ...
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