Mr.Children バンドにおける魅力と生き方について

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こんにちは、kumaです。

 

皆さんはMr.Childrenをご存知だろうか。

 

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ボーカル 桜井和寿
ギター 田原健一
ベース 中川敬輔
ドラム 鈴木英哉

この4名からなる日本を代表するロックバンドである。

 

これからMr.Childrenを聴き始める人にも、毎日聴いている人にも、彼らの魅力を
3つのポイントに分け改めて書いてみた。

きっとこれを読んだ後、アナタの好きな曲がもっと大切に感じるハズ!

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音楽に対しての姿勢

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彼らの音楽に対する姿勢は人間臭く、常に誠実でありたいという物だ。

活動してきた27年間、音楽は様々な変化を遂げてきた。

それは勿論私達リスナーにおいても同様だ。

音楽はデジタル化され、録音方法やパッケージ。音楽の聴き方も様々な変化をした。

彼らはどちらかというとこの流れからは遅れている方だ。アルバム単位で音楽配信を始めたのもここ最近である。

それには一つ理由がある。

CDに愛着があり、簡単に手に入れたものは簡単に飽きてしまうというような趣旨の発言をしている。
欲に目がくらんだ人間が手がけた価値の無い音楽に魅力を感じない、もう少し時代に抵抗していきたいという意思があっての事だ。


クリック1つで音楽はダウンロードでき、聞かなくなった曲は簡単に消去できる。今では当たり前だ。
確かに便利である。世の中の利便性は技術の進化と共に向上し、人々はその恩恵を受ける。

だが忘れ去られていく物もある。

CDやショップは次第にその必要性を無くす。そこには無機質な世界、やり取りが残る。


皆さんは1番好きなアーティストのCDを店で購入した時の事を覚えていますか?


ラジオで音源を聴き、ワクワクして発売日を待つ。
用事を急いで済ませ、足早にCDショップへ向かう。待ちわびていたジャケットを目の前にして今すぐにでも聴きたくなる気持ちを抑える。

自分の部屋でパッケージを開封し、プレーヤーに入れる。再生して、始めて耳にする曲。
曲を聞きながらを歌詞カードの文字を目で追う。
食事や睡眠の時間も忘れ、また初めから再生ボタンを押す。
明日学校で誰に一番に話そうか。どの曲が気にいったか。


音楽が好きな方であれば、きっと皆さんにもあった経験だと思う。


今の時代は便利であるし、世界と共有できる楽しさもある。

だけどそこに過去の様なリアルな繋がりや体験のワクワクは無い。

彼らは消費される様な商品ではなく、音楽の付加価値を作り上げる事に全力を傾けている。

ただLとRの記号ではなく、そこにある感動や体験の提供こそ音楽家としての責務があると感じているのだ。


楽曲の振り幅

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これまでオリジナルアルバム17枚をリリースしてきた彼らには様々な楽曲がある。

愛しい人への愛を紡ぎ
狂った社会に警鐘を鳴らし
出会いと別れの景色を美しく見せ
シニカルだがユーモアのある人間像を描き
前に進もうとする私達の背中を押す


私達の元に届けられる曲全てに、共感できる世界を見せてくれる。


ずっと前から知っているかの様に胸にすっと入ってくるメロディ
独特の比喩表現、リズムを生む韻踏み
聴き手の胸に響く様な歌の届け方
エモーショナルなシャウト、高音

これらが聴き手の心を打つ。揺さぶる。



よくMr.Childrenの曲はどれも同じに聴こえる、という声を耳にする。
恐らく言った本人はマイナスなイメージで言っているのだろうが、私の認識は違う。

メロディも歌詞も毎回異なっているのだから同じ筈は無い。では何故そう感じるのか?

それは楽曲とアーティストに対して安心をしているからだ。

他者が知らない顔を見せる事を人間は基本的に怖がる。自分の理解できない事を危険と感じる本能からだ。
(勿論、良い刺激にもなるがそれは自分にメリットがあった場合のみだ)


この人は何を歌ってもらしさが出ている、という事の裏打ちなのだ。
以前本人がポルノグラフィティの岡野昭仁さんの事を「声に名前が書いてある」と評していたが、言った本人が何よりそれにあたるのではないだろうか。


これだけ多くの楽曲を生み出してきた彼だからこそ、様々な人の心情へダイレクトに響く歌を届ける事ができる。


そしてそんな曲をライブで演奏する際には
時には心に寄り添う近い距離で
時には観客を突き放すシリアスな温度感で

そして大きな声で共にアンセムを歌おうと会場を一つにする


距離感を自由自在に操るロックバンドのフロントマンとしての才能を遺憾なく発揮する。
誰もがそのステージに魅了されてきた。


人生と共にあるバンド

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今年で結成27年目となったバンドには様々な出来事があった。

私は彼らの音楽を聴く度に、一人の人生になぞらえてしまう。その物語には厚みがあり、歴史がある。
長い年月をかけて成長し続けてきたロックバンド。曲の構成や演奏技術、歌唱とは全く別の物だ。

その時間や積み上げてきた経験こそが、なによりリスナーの心に響くのだと考える。


彼らの活動には様々な出来事があった。

ミリオンによる社会現象、不倫、活動停止、桜井和寿の病気、ポップミュージック再検証、小林プロデュースからセルフへの転換


彼らの音楽を聴く度、曲の中に一人の人生の様な物を感じる。
キレイで華やかな事だけではない、不運や批判の目に晒される出来事もあった。
だがその経験こそが彼らを強くしていった。

近年も不倫をしたアーティストが世間から大バッシングにあう出来事があった。

だが彼らは今でも活動を続け、アーティストとして音楽を続けている。そう、才能は消せないのだ。

薬物や不倫の罪を侵して世間から存在を非難されても、罪を償い相応の対価を支払った後いつまでもバッシングを続けるのは無意味だ。


ゼロから這い上がれるのは本人に力があるからだ。才能が消されない事を望む人たちがいるからだ。

たまにこんな声を聞く。
「薬物や不倫による罪を犯した人間が、希望やら愛だ恋だの歌っている歌など信じられない」


個人的には逆だ。そんな事を隠しながら希望だの愛だの歌っている方が薄っぺらい。

アーティストに何を期待しているのかわからないが、そんな綺麗な人間がいるだろうか?

成功と失敗を知り、再び立ち上がる。
その人間臭さこそ、聴く人が自らの人生の起伏に共通項を感じ共感する。

少しの脱線をまとめるが、不倫や薬物を肯定してる訳では全くもってない。
私個人としても周りでは起きてほしくない出来事だ。

アーティストとしての深みとエンターテイメントを観劇している者としての意見だ。


自身の病気によって作る曲も大きく変わった。

沈んだ後に見た、死を自ら望んだ
音楽を続けたいと抗い、死から立ち上がろうとした

この2つの死への道を経験したアーティストが
再生をする様に歌い続ける希望や愛、現実や夢。

その時間に、一人の人間の人生を感じる。


そして皆、自分の人生の場面や時間を曲に重ねる。
それを表した物がMr.Childrenという存在になっている。


 

彼らの音楽を聴ける喜び

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私は長い間ファンでおり、勿論好きな曲や嫌いな曲がある。
新しい曲が出る楽しみもある。

だが最近は自分と彼らに残された時間を噛みしめる様に楽曲を聴いている。

最近は当たり前に音楽をできる時間や、自身の年齢的な体の問題についても言及している事が多い。

あと何度彼らに会えるか。素晴らしい音楽を聴くことができるか。

そんな時間を大切にし、今日も彼らの曲を聴いている。


www.housework-kuma.com

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