【オードリー】若林正恭に憧れる。いや、漫才ではなく生き方に。

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こんにちは、kumaです。

 

皆さんオードリーってお笑いコンビを知ってますか?

何かナイツの漫才の始まりみたくなってしまいましたが笑

 

私はこの二人の生き方や精神性に、今すごく注目しています。そして見習いたい。

 

どうしてそんな事を思ったか、なんて話です。

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【漫才コンビ】オードリーとは?

春日俊彰と若林正恭によるお笑いコンビ。

漫才を進めていく若林に対し、ピンクのベストがトレードマークの春日が
タイミングの悪い、空気の読めないボケを繰り返す。
それに対し若林が春日の額にツッコミを入れるというスタイルで
笑いを誘う漫才スタイルが有名。


テレビ番組「ぐるぐるナインティナイン」の人気コーナー「おもしろ荘」で人気に火がつく。
同じ年のM-1グランプリで敗者復活枠から決勝進出。総合2位となり一躍全国区の人気へ。

人気の出始めは春日のキャラクターが猛プッシュされていたが
ここ数年はそれを支える若林の評価も高い、息の長い人気コンビ。


私もこの位の一般知識で彼らのテレビや漫才を見ていました。
お笑いにそこまで詳しい訳ではないですが、ごくごく単純に好きな芸人です。



そんなある日、ひとつの記事を目にしました。



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私も遅ればせながら読みました。
彼が長年考え続けてきた疑問への自分なりの答え。
それを成長とともに見つけようと努力する姿を感じ取ることができました。

芸人のファンならずともオススメの一冊です。

 
この本によって人生変わったと言っても過言ではない僕の涙の感想はこちら↓
housework-kuma.com/naname
 
 

有名人を見ていると、自分と何となく人間的に同じグループだなって人。いますよね。


私は自分で勝手に若林に共通項を見つけ、共感していました。


女性が苦手
基本ネガティブ気味
物事を斜に構えて人を信用できない
ルックスがさえている訳ではない(おい)




うん、大体俺だ。




この人って始めは春日の脇役って感じのポジショニングだったと思います。
実際アメトークでも「じゃない方芸人」ですし。



それでも物事に対する観察力であったり気づきの力がすごいと思うんです。

それと同時に相方に対して、すごく嫉妬しているんです。
良いところがたくさん見えているからこそ
それを芸として最大限に魅力を引き出せているんです。




私は今30代になり結婚もし、何となく人生が一周回ったという感じを受けました。

そんな中、20代半ばで価値観が大きく変わる出来事が。


東日本大震災です。


関東に住んでいましたが、直接被災はしていません。
ただ自分にとっては本当に大きな人生のポイントでした。


正しいとされる物事を信じられなくなった。
何かにつけて疑う事を学んだ。
自分がのうのうと生きている事が当たり前ではなくなった。



勿論良い面もたくさんあった。

自身で物事を考える様になり、思考停止をしなくなった。
周りに流されない意志を持った。
自分で価値のあると思える物を求める力。
必要な情報を選別できる力がついた。



だけど、わからなくなった物も多くあった。

戦後ずっと、日本人って豊かな生活を目指して生きてきたと思うんです。でも、バブルが弾けてから、ずっと何を信じていいか分からない、人生のベースがない状態が続いてきた。

それで、ベースがないまま、誰が正しい、何が正しいってマウンティングが盛り上がっちゃった。信仰心も薄い国で、考えの芯になるものが未だにないから、生きていていつも大変だと思うんですよ。自分の意志だけを信じて生きていくって、まぁ難しいですからね。

                          現代ビジネスより引用

物事に対し、素直に良いと言えなくなった。
他人との線引きをする様になった。
冷静に俯瞰する癖がついた。


きっとそうやって自分の自尊心を保っていました。
自分を評価するにあたって、そこには必ず他人がいる。


自分に自信が無いから他人を気にする。
自らが作った狭い世界でしか物事を計れない。


そう生きてきた気がします。



こういうエネルギーや考えって、瞬間的な強さみたいな物はあると思います。
その時だけは自分を守れる、正当化できるので。


だけどそんな事を繰り返しても何も良くなっていないんですよね。
直接的に物事に関わらないで、殻を破る事ができないでいるから。




それが30代になり、結婚をして
今後の人生や世の中の事を深く考えると


これで死んだら本当につまらない人生だったなって
そう感じる事が多くなったんです。


こんな風に考え続けて毎日を過ごすために
生きている訳ではないし、絶対に後悔すると。


 

オードリーの漫才で光る、春日のメンタル

そんな若林から嫉妬される才能の持ち主、春日。


ピンクのベストから繰り出す持ちネタと異常な自尊心の持ち主。
芸人としてのキャラクターは、もう説明の必要が無いと思います。

しかしその内面や秘めたるポテンシャルは



・キャッシュで一軒家を買う為に倹約しボロアパートに住む
・自分が大切と感じる事には大金を惜しみなく使う
・ボディビルで体を鍛え大会に出場
・フィンスイミング日本代表として世界大会銀メダル



凄いです。男らしいです。有能です。



普段は

「へっ!」とか

「カス!カス!カスカス!カス!
カアアアアアアスガっ!!! トゥぅぅううす!!!」


とかやってる人ですよ。


「鬼瓦!」とかやって、よくスタジオがシーンとなっていますけど
あれだって自分に何らかの絶対的な自信があるから
何の躊躇いもなく繰り出せる芸なんですよね。


鋼のメンタルです。

しかもそれで10年とか活躍しているという笑





単純に自分のやりたい事をやって、やり続けて
他人に認められる。


物事への努力を惜しまず、自分を高め続ける
単純に格好良いです。



若林も春日に対して下記の通り言及しています。

news.mynavi.jp

いや、コンプレックスだらけですね、春日に対しては。アイツは本当に疲れないし、目標を決めさえすればそれにすごく最短ルートで努力するし、人の悪口言わないし。あとは時間を楽しむのは上手いですよね。俺みたいに公園で「あーでもないこーでもない」と考えないで、ゲームやり始めるだろうし(笑)。それに頭良いしね、アイツ。あとは絵になるし、絵が強いというか。だからコンプレックスしかないです。
                        マイナビニュースより引用

 


人の悪口を言わないし。
こういう事を言っている人も、大抵人の悪口を言わない人です。

悪口を言う人は、他人のそういった良い所をわざわざ言及しないですし
何より自分が悪口を言う事で、頭の中がいっぱいだからです。



若林、有吉、バカリズム、南キャン山ちゃん
この辺りの有名人が支持を得ているのは、物事を的確に読み取り
辛辣でありながら、見る人に嫌悪感を抱かせない表現ができる人だからです。

我々一般人で真似して言う、ただの毒舌とは土俵が違います。



ズレ漫才ができた経緯として
春日の中の常識が、傍から見れば非常識
という発見があったという

若林:俺が、エピソードトークをしているんですよ。『家に帰って、麦茶を飲んだんですよ』って話していたら、『そこは牛乳だろ!』って突っ込んだんです。
春日:なるほどね、春日の中では牛乳っていう常識があったんですよね。
若林:それで、そこからズレ漫才っていうスタイルになったんですよね。
                        オードリーのANNより引用

 

強く異色なキャラクターの持ち主、春日。

人から笑われても、珍しく思われても
自分の信念を貫き通し、実直に行動する。


それが中途半端で終わっていたり
人からの評価や見え方を気にしている人は
見透かされますし、メッキはすぐに剥がれます。


真剣に取り組んでいる人は、最後までやり通します。
だから格好良く、魅力に溢れています。


強固な意思こそが、自分の人生を豊かにする力のひとつ。

そう感じました。

オードリーの漫才ではなく、生き方から刺激を貰う

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私がブログを始めたのは、妻に勧められた事がきっかけでした。


趣味や家事に興じる私の姿を見て、もっとその力を他人に発信していくべきだと話してくれました。


初めは
ただの30代男の家事風景を見せる事の何が楽しい
Mr.Children好きの話なんて発信しても自己満足だ

そんな風に思っていました。



ですが
自分の常識は、他人からすれば常識ではない。
自分が誰かの輝いている姿を見る様に、誰かもきっと私の事を見ている。


そう気持ちが変わってきました。

何が正しいとか、優れているとか、そういうことじゃなくて、もっと自由に、素直に自分な好きなことに没頭できる人生が面白いんじゃないかって。そんなふうに、世の中の価値観が変わってくれば楽しくなると思うんですよ
                          現代ビジネスより引用

 


少しでも良い、大きな事でなくても良い
誰かに影響を与える
それが助けになれば、力になれば


自分が変わった気がしました。




ただ単に、変わっただけではありません。



以前の斜め感のある自分も自分、それは偽りではない
その時の強さも今だって勿論持っています。

 
だからこそ、そんな人たちの気持ちや考えもわかります。
瞬間的なエネルギーや、その見方だから捉えられる世界も


今は良い所を持ち合わせた、2つの力を手に入れられた様な気がしています。


オードリーの二人と同じ様に
歳と経験を重ね、強く柔軟に成長していきたい

そう感じた出来事でした。

 

続・オードリー若林正恭に憧れる~ナナメからの脱出『自分や大切な物を失う前に』
ナナメの夕暮れ。若林正恭が悩んできた承認欲求、マウント、価値観、生き方。世の中に多く溢れる情報を信じられず、自分を見失っていた私が変わる事のできたきっかけの1冊。

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