こんにちは、kumaです。
男性の皆さんバレンタインはどんな日でした?
彼女や職場の女性からお菓子はもらいましたか?
女性の皆さんは誰かにあげましたか?
最近は自分へのご褒美として高いチョコを買う方が多いそうで…
皆さん思いおもいのバレンタインデーが過ぎ去ったと思いますが、今年のkuma家ではこんな事してみました。
『奥さんからバレンタインにチョコを貰えなかったので翌日速攻でお菓子をつくってリベンジしてみた!』
いつもと違うバレンタイン
仕事から帰り夕食を食べていると、ふと考えました。
「あれ?毎年買ってくれてたり作ってくれてたり何かしらあるんだけどな…
あれかな!サプライズかな!」
妻、就寝の準備。
特に何もなし。
毎年何かしらしてくれていた妻ですが、今年は何も無かったのです。
妻が言うには「作ってないよ~ゴメンね~」とのこと。
特に理由も述べない…
これは一番まずいやつだ…ガチで面倒だから何も無かったやつだ…
とうとうお互いの存在に慣れきってしまった時期が私たちにも訪れたのか…
いかん!待っているだけではダメだ
そう、勝手に何かしらあるだろ。と思い込んでいたのは私。
慣れているのは私の方ではないか!
海外ではお互いがプレゼントを贈りあう素敵な日のハズなのに、私はいつから日本の菓子業界に振り回され控えめな人間性に染まってしまったんだ!
自分からいくんだkuma!!いつかの幸せと喜びに満ちた二人を取り戻すんだ!!
※イメージ図
…って事で翌日こちらからお菓子を作って小さなサプライズをしてみる事に。
料理を作るのは好きな私ですが
菓子は大の苦手。なぜなら…
経験値が少なすぎるから。
そりゃそうでしょ。お菓子なんて普段作らないでしょ。作らないで一生を終える男性の方が多いんじゃないか?
しかし何としてもこの事態を乗り越えなければいけない…
やるしかないぞkuma…
そこで頼ったのは無印良品のバレンタインキット。
よく簡単だと聞くので普段から頼っている無印に今回も力を借りることに。
バレンタインも終わったからか安くなっておりました。ラッキーだ。いい風が吹いているぞ。
簡単なマフィンにしてみましたよ。
いざ、戦場のキッチンへ。
マフィンと対峙する
無印の手作りキットは親切な事に、予め大体の内容が元から入っている。
さすが無印さん親切ね。
私が用意するのは牛乳と卵、油のみ。レシピにはサラダ油と記載があるが、無かったのでオリーブオイルで代用。
所要時間50分のうち30分はオーブン。作業は20分しかない。楽そう…いや、イケそうだ。
まずは必要そうなものをとにかく出動させてみた。
果たして使うかはわからないが、初心者に道具は多い方が心強い。
初めに卵と牛乳、油を軽く混ぜる。
まずここで軽めの事件が起きた。
泡だて器を回すとキッチンとシンクに、油が混ざった卵と牛乳が飛び散る。
とにかく飛び散る。容赦がない。
ウイイイイイイイイインという泡だて器の音と共にシンクが芸術的に汚れていく。
今日掃除したばかりのピカピカシンクに容赦なく卵や粉の雨が降り注ぐ。
もうここでだいぶ心が折れそうだ。なぜ掃除前にやらなかったんだ。
なんとか混ぜる事ができ、続いてマフィンの粉を同じボウルに。
再び混ぜなければいけない。
再びあの悪夢が蘇る。だが進まなければ。
ここで一つ良いアイデアを思い付いた。
泡立て器を回さず、少しずつ混ぜれば良いではないか。
上手くいった。なぜこんな事に気づかないのか。機械に完全に使われてしまっている。
だが調子に乗って泡立て器を回し始めた瞬間、再び事件が起きた。
粉が油や卵とくっつき粘度を増したせいか、ボウルも釣られて一緒に回ってしまう惨事。
泡立て器だけが高速で回るのではなく、あろうことかボウルも高速回転してしまい危うく床に落としそうになった。
ディズニーランドのアリスのティーパーティーでテンションがおかしくなってる大学生くらい回してた。
本当に危なかった。ここで落としていたら、もう心が挫けていただろう。
何とか苦難を乗り越え混ぜ終わり、プレーンミックスと、ココアパウダー入りミックスに分ける。
分けたらプレーンの分から、更にマーブル専用プレーンを作り出す。
ここまで来たらもう少し。
ボウル内のミックスたちを、カップに移していく。
これがまた地味で大変な作業。
粘度が高まったミックスたちはトローっとカップに落ちてくれず、ドロッ…ドロッとなんとかカップに崩れていく。エイリアンでよくある描写だよなこれ。
分量は合っているはずなのになぜだ…
上手いことカップに収まらないわ手に付きまくるわで作業が難航。
これで大丈夫なんだろうか。
お菓子作りとは何と不安な作業なんだ…。
今だけでいいからガーナのCM女優の力を私に授けてくれ。
楽しさどころか経験値が不足しすぎて先が全く見えない。
レシピによるとここでプレーンとココアミックスを混ぜたカップを作れとの指令。
難しいがなんとかやり切った。うん、茶色と薄黄色のコントラストが素晴らしい。
爪楊枝でコントラスト部分を混ぜてマーブルにしてください、なんてレベルの高い指令もあった。
MARVELなら得意だがマーブルは生憎専門外だ。
カップは20個あるのに、私の手元には15個しか出来上がらなかった。大丈夫だろうか。
とりあえずチョコを振りかけ『っぽい』雰囲気を出す。気持ちガーナタレントに寄せて落ち着かせる。
さあ、焼き始めるぞ!
家にオーブンはあるが私はオーブン機能なんて年に1回程度しか使わない。
とりあえず余熱で庫内の温度を上げる。
オーブン周りが熱い。経験値がなさすぎて爆発とかしないかホントに不安になる。
温まったら一つずつ入れていく。
なんかここまでくるとコイツらもかわいくなってくる。
果たしてちゃんと焼き上がるのか…
ボタンを押しレシピ通り15分〜20分程度焼き始めた。その間に戦場と化したシンクで洗い物を進める。
時々庫内をチェックする。
するとさっきまで歪な形をしていた奴らが、なんとなく膨らんでいるではないか!
いけるやん!
初めて楽しくなった感じ。
ピロッピロッ~♪
オーブンから終了らしき音が鳴った。
では、開けましょう。
どうだ…?
焼けてるぜええええええええ!
あんなに歪な見た目をしていた子たちが、こんなにも丸々とかわいい子に焼きあがりました。
暑いので火傷しないよう取り出します。初心者はここでケガをしがちだ。気を付けよう。
うん!なんとなく様になりましたな。
ラッピングキットもしっかり付いていたので調子乗って入れてみました。笑
奥さんの反応は?
サプライズする程の物では無かったので堂々とテーブルの上に置いて準備しておきました。
妻が帰ってくると…
テーブル上のマフィンに気づき
「何これ!私が作らなかったから作ったの?バレンタインだから!?」
どストレートに嬉しそうなわかりやすい反応。
妻はその日、終始ご機嫌でした笑
やっぱり笑顔になると、頑張って良かったなと思うものですね。
自分も美味しく食べられるし、一石二鳥でした。
リベンジ成功!
バレンタインやホワイトデーだけでなく
今回はバレンタインの出来事でしたが、イベントに拘らず相手を思いやる気持ちって大事ですね。
甘えや無関心は相手の心を寂しくさせる物です。
日ごろから家事をやったり料理を作ったり、花やお菓子を渡してみたり。
サインを提示しあう事で自然に良い関係が生まれますし、自分も良い時間を過ごせます。
来年も…何か作ってみよう!
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