映画を観た後に、自分の中で何か変わっていると思ってしまう時がある。
周りからは「そんな大げさな」と言われてしまっても、自分の中では確かに変わっている。
劇中のセリフ、登場人物の生き方、想いを重ねてしまう様な物語。
ふとしたきっかけで自分の人生や経験と重なって、大きな力を貰える。
映画には、そんな不思議な力があると思っている。
これは単純に言葉では説明できない。
一人ひとりの心の中にある想いや経験は、誰かの口で説明できるものではないのだから。
そんな思い出の1本になる様な
人生を変える力を貰える映画作品5選
今日は紹介していこう。
人生を変える力を貰える映画作品
イントゥ・ザ・ワイルド
1992年に青年が放浪の末にアラスカで死体で発見された事件を描いたノンフィクション作品『荒野へ』が原作となっています。
エミールハーシュ演じる主人公クリスは何一つ不自由することなく育っていったが、両親に決められた人生設計や金で生き方を決めて行く考え方に嫌気がさし、一人で旅をする事を決意。
自身の身分証を切り捨て、何者でもなくなったクリスは生き方の真理を探す為に様々な場所へ旅に出ます。
クリスが行く先で出会う様々な人々。仕事や生き方、境遇や環境も全てが異なる人たちとの出会いにより、少しずつ自分の中に何かを取り込んでいきます。
クリスは旅の大きな目的としてアラスカに向かい、大自然に身を預けた自給自足の生活をしていくのですが…
旅先でクリスが感じる感情や雄大な自然の景色、人々のあたたかみ。全てが画面を通して伝わってきて、まるで自分の中で何かが洗われる気持ちになる作品。
物質社会や資本主義、そんな中で暮らしている僕たちにとっては、この作品を通してできる体験が何か新しい物をもたらしてくれるのでは?
『イントゥ・ザ・ワイルド』を観るなら初回入会から30日間無料お試しの【TSUTAYA TV / TSUTAYA DISCAS】がお得!
ダラス・バイヤーズクラブ
マシュー・マコノヒー演じるロン・ウッドルーフは電気技師をしながら生計を立て、ロデオカウボーイとして毎日を送っています。そんな中、突然告げられるエイズの余命宣告。
自暴自棄になりながらも薬の処方で治療をしようとします。
しかし当時のアメリカではエイズの認可治療薬は少なく、効果が見込める未承認の薬を求め国外へ飛び立ちます。そこで未承認の薬をエイズ患者へ捌く『ダラス・バイヤーズクラブ』を立ち上げます。
自身の余命が告げられた時、人は何を思い考えるのか。
好き勝手人生を送っていたロンが、自分の余命や理解ある周りの人間との交流を深め変わっていく様は心を打たれる。
自分の為に行ってきた活動が、やがては誰かの生きる希望となる。
精神的に成長し強くなったロンが口にする一つひとつの言葉が、観ている僕たちの心を揺さぶる。
『ダラス・バイヤーズクラブ』を観るなら30日間無料トライアルの<U-NEXT>がお得!
桜桃の味
主人公の男性バディは自身の死を求めています。報酬と引き換えに自殺に協力してくれる人を探すロードムービーです。テヘランの道中で兵士、学生、剥製師の3人にそれぞれ出会います。
そこで主人公は自殺をの手助けを依頼していくのですが…
劇中にはバディに自殺を考えさせるきっかけとして、剥製師の男や『四季の移り変わり』について説くシーンが登場する。僕たちが生きる人生は、喜びもあれば辛く苦しい時もある。
人生はその繰り返しであり、移り変わり。それこそが美しい。
それでも僕たちが生きるのは、この道の先に何かがあるという希望を求めているからなのではないだろうか。その喜びに触れる事をやめ、自ら歩むことを止めてしまう事はとても悲しい事だ。
長い人生を歩んでいく中で立ち止まっていると感じたなら、この作品を観てゆっくりと考えてみても良いのではないだろうか?
きっと少し先にある桜桃が、あなたには見えるはずだ。
『桜桃の味』を観るなら初回入会から30日間無料お試しの【TSUTAYA TV / TSUTAYA DISCAS】がお得!
告発
アルカトラズ連邦刑務所で実際に行われていた虐待事件と、それをめぐる裁判をもとに製作された作品。ケヴィン・ベーコン演じるヘンリーは幼い頃に貧しさから5ドルを盗み、25年の刑を受けてアルカトラズ刑務所に収監されます。ヘンリーは光の無い地下牢に1000日間投獄され、虐待を受け続けます。
精神的に異常をきたし別の囚人を殺害してしまったヘンリーを弁護する事になったのは、クリスチャン・スレーター演じる新人弁護士のジェームズ。
二人は全く異なる境遇の中でなかなか通じ合いませんが、裁判の勝利と自由を勝ち取るために次第に心を一つにしていきます。二人の裁判の行方は…?
店から5ドルを盗んだ囚人と、兄から5ドルを盗んだ弁護士。
全く同じ事を行ったにもかかわらず、大きく人生が異なる二人の交流。
ヘンリーの言葉の一つ一つが重く苦しく、それでも自分の信念を見せようとする姿に大きく心を打たれる。
自分の中で曲げない信念、貫くものは何か。
きっとこの作品を観た後、自分の心に重ねる何かがある筈だ。
『告発』を観るなら初回入会から30日間無料お試しの【TSUTAYA TV / TSUTAYA DISCAS】がお得!
フォレスト・ガンプ 一期一会
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス監督。主演にトム・ハンクスを迎えたヒューマンドラマ。他の子どもより少しだけ知能指数が低く、足が速い主人公のフォレスト・ガンプ。
母親の愛情を注がれ、彼は健やかに成長をしていきます。
足が速い事で注目を受けアメフトで活躍し、やがて彼の人生は大きく前進していきます。
戦地を経験しビジネスを興し、愛する人と出会う中で様々な経験をしていく彼が得た物と失った物とは?
この映画では他人より劣っている(とされている)誠実なガンプがやがて、真っ直ぐな意思と行動力をもって人生を切り開いていくというストーリーが描かれている。
多様化する社会や個人の在り方が大きく変わっている現代だからこそ、ガンプの様に自分の意思を真っすぐ貫いた生き方こそ魅力的と感じる。
他者からも社会からも多くの事を求められる今の時代。
『与えられた物でベストを尽くす』という気持ちで、周りの人に優しく素直にありたい。
そんな気持ちにさせてくれる作品だ。お母さんの名セリフは、ぜひ作品を観て自分の胸にしまってほしい。
『フォレスト・ガンプ 一期一会』を観るなら31日間無料トライアルの<U-NEXT>がお得!
いかがだっただろうか。
様々な生き方が尊重されているいまだからこそ、映画を人生のヒントにしてみてはどうだろう。
これからも良い映画を観て、人生を豊かにしていこう。
https://www.housework-kuma.com/movie-theater https://www.housework-kuma.com/fightclub
コメント